大阪W選挙圧勝で勢いに乗る大阪維新の会ですが、今もってなお「大阪都構想」にケチつけるようなブログが目立つように思います。

田中康夫氏も下記のコメント
ナニワっ子は惚れっぽいが飽きっぽい 田中康夫

反対派ではないようですけどね。

選挙活動等、メディアを通じて政治家は自身の政策を国民のみなさんにアピールしなければいけない事は、周知の事です。

結論から言いますと、大阪府民だけではなく日本国民の大半がこの「大阪都構想」というキーワードを認識したのではないでしょうか。

橋下氏が、「大阪都構想」というキーワードを使わずに、他の政治家さん達と同じような丁寧ですが理解しにくいビジョンを語っていたら、今回のような結果にはなっていなかったかもしれません。

実際は、名称を府から都に代える事が目的ではなく、二重行政解消などが目的であり、将来的には道州制につなげると言っています。

また、
『他方で冷徹に捉えれば、大阪都なるハコモノが誕生せずとも、府と市が共闘・協調すれば、納税者への顧客サーヴィスの向上は容易に図れるのです。両社が合併せずとも阪神なんば線と近鉄難波線が相互乗り入れを開始し、神戸三宮から大阪ミナミを経て奈良まで乗り換え無しで移動可能の利便性が高まった様に。』
と田中氏は言ってますが、これはウマくいった場合のことです。
知事、市長ともに任期というものがありますので、折り合いの悪い組み合わせになると、たちまち元の木阿弥になるのは簡単に想像出来ると思うんですけどね。

橋下氏も例外無くいずれ引退の時がきます。
しかし、任期中にシステムを改善できれば、組み合わせの心配など無用ですよね。

とはいえ、目標の4年後の実現についてはハードルの高さを感じずにはいられません。
しかし、今後国政の議員達が自分の選挙活動のため勢いのある維新の会にすり寄ってくれば好転するでしょうね。

とりあえず、経済人・大阪維新の会 忘年会に参加してきます。